揺り動かされない御国




◆説教個所:ヘブライ人への手紙12:18〜29

【背景】

私たちの信仰生活はマラソンのようなものだということをお話ししてきましたが、長いマラソン競争の中にはいろいろなことが起こってきますが、どんなことがあっても弱り果ててしまうことがなく最後まで走り続けるために、この手紙の著者はいろいろな勧めをしてきました。そして今回の箇所では、神の国がいかに素晴らしいところであるかを語り、さらにこの素晴らしい神の国の恵みに与るためには、自分がこの恵みに与っているという自覚と感謝を持って仕えていかなくてはならないのです。

【ポイント】

1.私たちの信仰のゴールは( 天のエルサレム )である

私たちがどこに向かって信仰生活を送っているかということはしっかりと把握しておかなくてはなりません。天のエルサレムに向かって進んでおり、そこには素晴らしい恵みがあるのです。

2.私たちには決して( 揺り動かされない )御国が用意されている

世の終わりはやってきますが、私たちキリストを信じている者はさばきに遭うことがなく、すでに死から命へ移っています。私たちは決して揺り動かされることのない神の国に入れられ、キリストとともに共同相続人とされているからです。

【まとめ】

豊かな恵みが約束されているのですから、ただ感謝と喜びを持って主に仕える者になりましょう。

【中心聖句】

「このように、わたしたちは揺り動かされることのない御国を受けているのですから、感謝しよう。感謝の念をもって、畏れ敬いながら、神に喜ばれるように仕えていこう。」(ヘブライ12:28)

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