罪許されるために

◆説教個所:ヨハネの手紙 Ⅰ 1:1~10 安達 燎平 伝道師

【背景】

冒頭からなんともヨハネらしい書き出しで始まる本書は、紀元80-90年ごろに使徒ヨハネがエフェソ周辺のクリスチャンに宛てて書いた手紙です。執筆当時、ギリシャ世界はおろか教会にまで蔓延していた ※グノーシス主義 に対抗するため、ヨハネは神の「光」と「愛」の側面を強調しながら真の福音を解き明かします。1章では「神は光」として、罪の許しの喜びが記されています。

※グノーシス主義…ギリシャ世界で大流行した思想。
特別な知識によって光の世界に到達できるという信仰。また物事を2つに分け善悪を判断する。例:肉=悪、魂=善など。極端で人間にとって非常に都合が良く理解しやすい考え方。

<教会内でのグノーシス例>
ギリシャ人:「肉体は肉体!いずれなくなるので好きなことを好きなだけしよう!」
使 徒:「イエス様は人間になって、魂の救いも完成しました。肉も魂もどっちも大切です!」

【まとめ】

罪許されるためには何が必要でしょうか。

①自分の罪を認める

②悔い改める

③イエス様の十字架

この3つは欠かすことができません。
非常に基礎的な教えですが、信仰の土台をしっかり据えて罪の許しの喜びを受け止めましょう。

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