平安な人生を送るために
◆説教個所:ヘブライ人への手紙3:7〜19
【背景】
前回はイエス様はモーセにまさる存在であることを証明することによって、人々がユダヤ教に戻ってしまわないように警告していたのですが、今日もその続きです。人々が安息を得て、信仰を守り通すために必要なものは、まずは頑なでないことが求められます。あのイスラエルの民が頑なであったために40年間荒野をさまよい歩いたことを教訓にして同じ失敗を繰り返さないようにする。そのためには1日1日を大切にしなくてはならないのです。
【ポイント】
1.新しい( 出エジプト )を体験しよう
イスラエルの民の出エジプトは、私たちにとってのキリストの救いです。救われた喜びを大切にせず、イスラエルの民のように不平不満を重ねていると彼らと同じくカナンの地に入るという希望を失ってしまいます。
2.( 今日 )の内に正しく選択しよう
いつまでも今の恵みが継続するわけではありません。だからこそ、私たちは今日の内に信じて、正しい信仰の歩みをしなくてはならないのです。
【まとめ】
イスラエルの民が安息に与かれなかったのは不信仰によるものでした。そう考えると、私たちが祝福されるためのカギは、神様に従順に従っていくことです。キリストによって救われた喜びに日々感謝を捧げましょう。
【暗唱聖句】
「あの日、荒れ野のメリバやマサでしたように/心を頑にしてはならない。」