回復のシーズン




◆説教個所:ルツ記1章~4章 有井 慰作 師
   

【背景】

旧約聖書のルツ記はまさにちょうど今の季節の出来事です。飢饉を逃れた先のモアブ人の地で一家の大黒柱である夫を失ったばかりか、二人の息子にも先立たれたナオミは、悲しみと失望を抱えていました。そんなナオミが、モアブ人の嫁ルツを連れてベツレヘムに帰ってきたのは、大麦の刈り入れの始まるころ(1:22)でした。

【ポイント】

1.図らずも体験することになる、神様の( 恵み )を期待しよう

ベツレヘムに帰ったばかりのナオミには神への期待や信頼はなく、ルツにしても何か信仰的なビジョンを持っていたわけでもありません。救いと回復は人間の意図によるのではなく、恵み深い神の意図によるのです。

2.成し遂げられた、( あがない )による救いを感謝しよう

ルツ記が伝えているのは、買い戻し(=贖い)による救いです。ボアズ、そしてオベドは滅びる寸前の家を救う贖い主となりました。その家の子孫として来られたのが究極の贖い主イエス・キリストです。

【まとめ】

私たちはイエス・キリストの十字架と復活から始まった回復のシーズンのただ中にいます。恵み深い神への期待と感謝にあふれて歩みましょう。

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