新しい契約




◆説教個所:ヘブライ人への手紙8:1〜13

【背景】

ここでもキリストの素晴らしさが描かれているのですが、レビ的大祭司と大祭司キリストのそれぞれがどのような契約に基づいて存在しているのかについて語っています。聖書は契約の書ですが、レビ的祭司は古い契約(律法)によって規定され、律法に従って立てられた祭司ですが、キリストは新しい契約の仲介者として立てられた祭司なのです。古い契約よりも新しい契約の方が優っているので、この優れた大祭司にしたがって行かなくてはならないのです。

【ポイント】

1.私たちは新しい契約という( 恵みの契約 )の中を生かされている

古い契約はモーセの律法のことですが、この契約に人は従うことができませんでした。従って、律法によっては救われることがありませんでした。しかし、今、新しい契約によって恵みによって救われる契約の中に生かされているのです。

2.全ての人を救いに導く新しい契約の仲介者は( キリスト )である

新しい契約はイスラエルだけが救われるという時代から、異邦人も含めて世界中の全ての人が救いに導かれるためになされた契約です。私たちもこの新しい契約によって永遠のいのちが約束されたのです。

【まとめ】

律法に規定されたレビ的祭司は人を救いに導くことができませんでした。それは人間が従えなかったからです。しかし、新しい契約によって人は誰でも救われるようになりました。その仲介者こそがイエスキリストなのです。ゆえにキリストは優れていると言えるのです。

【中心聖句】

「見よ、わたしがイスラエルの家、ユダの家と新しい契約を結ぶ日が来る、と主は言われる。」

(エレミヤ31:31)

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