この方こそ主メシアである
◆説教個所:ルカによる福音書2:1~35 (アドベント 第一週)安達 燎平 伝道師
【背景】
おとめマリアは受胎告知を受けたのち、いよいよ出産が近づいていた。ちょうどその頃ローマ皇帝から全領土の民に住民登録の勅令が出て、夫ヨセフと共にベツレヘムまで旅をすることとなった。そして月が満ちて、聖書の預言通りにベツレヘムの町で救い主なるイエスキリストがお生まれになる。この知らせを一番最初に聞いたのはその地の羊飼いたちであった。
【ポイント】
1.キリストは( すべての人 )のために生まれた!
当時、社会的に最下層の羊飼いに福音が知らされたということは、「だれであっても」メシアの誕生の喜びに与ることができることが示されています。
2.神様の御心を( 待ち望もう )!
シメオンは神様の約束の成就を正しい態度で待ち望んでいました。そして約束が成就したとき、神様は赤ちゃんイエス様をシメオンの手に抱かせることを許されました。
主の約束を待ち望むものに神様は特別な体験をさせてくださいます。
【まとめ】
イエス様はすべての人の光です。混沌とした世界に真の光を照らしてくださいます。私たちはだれもキリストを待ち望みませんでしたが、神様からの一方的な働きかけによりキリストを与えられました。これは大いなる喜びです。救われた私たちは、神様の御心を知り、その約束の成就を待ち望むものでありましょう。