正しさの基準は神にある




◆説教個所:コヘレトの言葉7:15〜29

【背景】

コロナウイルスの感染がまた広がっています。大阪府の感染者数は過去最高になり、教会でも感染者が増えつつあります。このような状況の中で叫ばれるのは、「ワクチンの3回目を早急に打つべきだ」「いまのワクチンは秋以降のコロナに有効だ」「風邪と大差ないのだから大騒ぎすべきでない」など意見を主張し合う事態が起こります。今は何が正しいのかが分からないにもかかわらず、自分の正しさを競い合うのは、何が本当に正しいのかを知らないからなのです。

【ポイント】

1.( 神の正しさ )こそが本当の正しさである

正しさを追い求めるというのは、自分の正しさを主張し、相手を認めないということです。しかし、人間の考えには限界があり、人間は決して正しい存在ではありません。私たちが知っておくべき正しさとは神の正しさなのです。

2.神を( ありのまま )に信じる信仰者になろう

私たちは神を信じる時に色々な基準を持ち出してしまうが、それらの基準は常に自分に都合良く作り上げられる。私たちは罪人だからです。神は大いなるお方であるが、決して複雑に考えることはありません。素直に偉大な神を信じましょう。

【まとめ】

神を基準とした正しさの中に生きるものになりましょう。正しさは主の中にこそあるということをしっかり理解しようではありませんか。

【暗唱聖句】

「善のみ行って罪を犯さないような人間はこの地上にはいない。」(コヘレト7:20)

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