祈って聖霊を待つ

【主の受難シリーズ5】




◆説教個所:使徒言行録1:3〜14

【背景】

 イエス様は復活した後、40日間この地に留まり、神の国について語られました。この間、イエス様がなさったことは次の時代の準備です。キリストの福音を宣べ伝える人を整えることとその人々が大胆に語るために聖霊の力を受けることです。そのために必要なことは2つありました。待つことと祈ることです。こうして弟子たちが建て上げられ、福音宣教の主体がイエス様から弟子たちへと移っていったのです。

【ポイント】

 

1.約束が実現する時まで( 待ち続けよう

弟子たちはイエス様から「別の助け主」である聖霊様が来ることを聞いていました。それでも彼らはイエス様が天に帰えられることが不安でしたから、それはいつ来るのかを尋ねました。信仰によって主の約束を待つことこそが信仰なのです。

2.聖霊の力を受けるために( 祈り続けよう

イエス様からバトンを受け取って彼らが福音を語るためには、聖霊に満たされることが必要でした。聖霊に満たされて、力を得ることによって福音を語るものになれるのです。そのためには祈って聖霊を求める必要があるのです。

【まとめ】

 イエス様が昇天された後、福音を語る役割は弟子たちに変わりました。そして、今は私たちに委ねられているのです。祈りを持って聖霊の力を受け、大胆に伝道する者となりましょう。

【暗唱聖句】

「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」

(使徒言行録 1:8)

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