キリストの偉大さに目を向ける




◆説教個所:ヘブライ人への手紙7:4〜10

【背景】

前回のおさらいのような箇所です。ここではメルキゼデクという大祭司とレビ人の中から選ばれる大祭司(レビ的大祭司)とを比較しながら、メルキゼデクの優位性を証明します。その理由はこのメルキゼデクを通してイエスキリストの偉大さを証明して行くためです。

【要約】

この箇所には以下のことが書かれています。

1 メルキゼデクはアブラハムから十分の一を受けた(4〜5節)

2 メルキゼデクはアブラハムを祝福した(6〜7節)

3 レビ的大祭司は死ぬが、メルキゼデクは永遠の祭司である(8節)

4 十分の一を受け取るレビが逆にメルキゼデクに捧げた(9〜10節)

こうしてメルキゼデクの素晴らしさが書かれているのですが、このメルキゼデクはイエスキリストの型なので、実はキリストの素晴らしさを表現しています。そして、この優れたキリストから離れるべきではないと説得しているのです。

【ポイント】

1.( イエスキリスト )の偉大さに目を向けよう

ユダヤ人たちがユダヤ教に戻ろうとしたのは、キリストのことを正しく理解できない霊的盲目だったからです。私たちも自分にかけられた覆いを取り除き、イエス様の素晴らしさに目を向けなくてはなりません。

2.イエスキリストこそ( 永遠の大祭司 )であることを知ろう

メルキゼデクはイエスキリストの型です。ゆえにキリストこそが偉大な大祭司なのです。時間を超越し、民族の枠までも超越した永遠の大祭司であることを覚え、感謝しよう。

Follow me!