見ないで信じる信仰




◆説教個所:ヨハネによる福音書4:43〜54

【背景】

イエス様はサマリヤでの宣教を終えて、ガリラヤ地方へと移動され、カナで一人の役人にお会いになります。彼にはある悩みがありました。それは息子が病気で死にかかっていたのです。役人はすぐにでも来てくれと依頼しましたが、イエス様は出かけては行かず、「あなたの息子は生きる」とだけ宣言されたのです。それを信じた役人は黙って帰って行ったのでした。今日の箇所から私たちが持つべき信仰について、学びましょう。

【ポイント】

1.( しるし )ではなく、( みことば )を信じる信仰を持とう

 人は皆、目の前にものを求めます。しかし、いつまでも目先のものを求める信仰だけでは成長しているとは言えません。しるしではなく、みことばに従う信仰者にならねばなりません。

2.みことばを( 体験する )信仰者になろう

いくらみことばを信じていると言っても、知っているだけでは何も起こりません。信仰者は実際にみことばを体験する者でなくてはならないのです。

【まとめ】

「信じるなら神の栄光を見られる」のです。ですから、信じない者にならないで、信じる者になりましょう。しるしと不思議を見る信仰から、見ないでも信じる信仰へ、そして、それを体験する確固たる信仰へと進ませていただきましょう。

【暗唱聖句】

「イエスは、「もし信じるなら、神の栄光が見られると、言っておいたではないか」と言われた。」(ヨハネ11:40)

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