へりくだって本当の愛を知る

【主の受難シリーズ4】




◆説教個所:ヨハネによる福音書21:15〜19

【背景】

 イエスキリストが復活されましたが、人々はイエス様の復活を信じられませんでした。しかし、イエス様は預言通り、ガリラヤに現れ、弟子たちと再会したのです。そこで、主はペトロに質問されました。「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか」と。ペトロは「それはあなたがご存知です」と答えましたが、彼はイエス様が十字架に架けられた時、イエス様のことを三度知らないと裏切ったために、この質問に対して素直に「はい」と答えることができませんでした。

【ポイント】

 

1.主の愛は( 私たちの愛 )に勝ることを知ろう

私たちは主を愛していますが、しかし、主の愛はそれをはるかに勝るほど大きいのです。私たちの愛には限界がありますが、主の愛はご自分の命を捨てるほどの深い愛であり、私たちは自分が思っているよりはるかに大きな愛で愛されているのです。

2.愛するとは( 他人 )のために生きることである

私たちは神の愛を受けたならば、これを流し出さなくてはなりません。愛は自分のために存在するのではなく、誰かを幸せにするために存在するのです。神のようにアガペーの愛では愛せませんが、自分にできる愛を流し出さなくてはなりません。

【まとめ】

 4つの愛について知っておきましょう。
  1.アガペー   神の愛、見返りを求めない無償の愛
  2.フィレオ   友情、人と人との愛
  3.ストルゲー  肉親の愛、親と子、家族間の愛
  4.エロース   男女の愛、恋愛

【暗唱聖句】

「ペトロがどのような死に方で、神の栄光を現すようになるかを示そうとして、イエスはこう言われたのである。このように話してから、ペトロに、「わたしに従いなさい」と言われた。」

(ヨハネ21:19)

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