主は叫んで
◆説教個所:ヨハネによる福音書12:36b〜50
【背景】
イエス様が数々の奇跡を行なっても人々はイエス様を信じようとしませんでした。それは預言の通りでしたが、人々の中に自分中心という罪があるからでした。ゆえにイエス様は救いに至るにはどうすれば良いのかという福音の真理を叫ばれたのです。
【ポイント】
1.人は皆( 罪人 )であることを自覚しよう
人は自分の思い通りになることが幸せと信じています。だから都合のいいことにしか耳を傾けません。しかし、この自分勝手な考え方が罪であり、この罪が私たちから救いを奪っているのだと自覚しなくてはなりません。
2.主は永遠の命について( 叫ばれる )
イエスキリストを信じるものは救いの恵みに与り、拒むものは滅びに至ります。イエス様は世の全ての人が救われるために主の御心を知ってほしいと願われ、叫んでそれを伝えようとされるのです。
【まとめ】
だから私たちの心が頑なであっても、イエス様はご自身を信じるように、信じるだけで救いの恵みに与れるのだと叫ぶのです。ここにイエス様のあわれみがあるのです。
【暗唱聖句】
「イエスは叫んで、こう言われた。「わたしを信じる者は、わたしを信じるのではなくて、わたしを遣わされた方を信じるのである。」 (ヨハネ12:44)