苦しみから得るもの
◆説教個所:ヨハネによる福音書11:1〜16
【背景】
私たちの人生における苦しみや悲しみは自分自身の人生にどのような恵みをもたらすのかということを考えてみましょう。
【ポイント】
1.苦しみは( 主に委ねること )を学ぶため
苦しい時、私たちは目の前の苦しみが取り去られることを祈りますが、そうではなく御心がなるように祈らなくてはなりません。
2.苦しみは( 主の栄光 )のため
苦しみは、できれば避けて通りたいものですが、神様はその苦しみを通してご自身の栄光を現そうとされるのです。
3.苦しみは私たちの( 信仰の成長 )のため
苦しみの中で、神を信頼することによって私たちの信仰は成長するのです。
ー 病者の祈り ー
大事を成そうとして 力を与えてほしいと神に求めたのに 慎み深く従順であるようにと 弱さを授かった
より偉大なことができるように 健康を求めたのに より良きことができるようにと 病弱を与えられた
幸せになろうとして 富を求めたのに 賢明であるようにと貧困を授かった
世の人々の賞賛を得ようとして 権力を求めたのに 神の前にひざまずくようにと 弱さを授かった
人生を享楽しようと あらゆるものを求めたのに あらゆるものを喜べるようにと 生命を授かった
求めたものは一つとして与えられなかったが 願いはすべて聞き届けられた
神の意にそぐわぬ者であるにもかかわらず 心の中の言い表せない祈りはすべてかなえられた
私はあらゆる人々の中で 最も豊かに祝福されたのだ
【まとめ】
全てのことが主の栄光のためであることを覚えよう。