この時のために




◆説教個所:ヨハネによる福音書12:27〜36

【背景】

十字架にかかって死ぬ決心をされたイエス様でしたが、しかし、恐れのゆえに心が騒ぎ、ここから救ってくださいと叫んでしまいます。しかし、イエス様は〝この時のために〟私は来たのだと思い直され、十字架に向かわれるのです。ではイエス様が十字架にかかられた意味は一体何だったのでしょうか。共に考えましょう。

【ポイント】

1.( 神の栄光 )を現すため

イエスキリストは、神の素晴らしさ、神の偉大さを現すために十字架にかかられたのです。

2.( 悪魔の業 )をこの世から追放するため

この世の支配者であるサタンの働きを破壊し、サタンの働きを意味無きものにするために十字架にかかられました。

3.十字架で( 神の民 )を引き寄せるため

イエス様が十字架にかかられたのは、ユダヤ人だけではなく全ての人々を救いに導くためなのです。

【まとめ】

世の終わりが近づく中で、今こそ十字架の意味を正しく理解して、この十字架による救いについて正しく伝えなくてはなりません。なぜなら、私たちはこの時のために救われたのですから。

【暗唱聖句】

「今、わたしは心騒ぐ。何と言おうか。『父よ、わたしをこの時から救ってください』と言おうか。しかし、わたしはまさにこの時のために来たのだ。」(ヨハネ12:27)

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