私たちは祈られている
◆説教個所:ヨハネによる福音書 17:6〜19
【背景】
前回の続きで、イエス様が語られたことを全く理解できない弟子たちのためにとりなしの祈りを捧げておられる箇所を共に学びましょう。イエス様はご自分がもうすぐ父の身許に行かれるために、父なる神様に「弟子たちをお願いします」と言ってとりなされます。イエス様が何を祈られたかを学びましょう。
【ポイント】
1.イエス様は弟子たちを( 守ってください )と祈られた
弟子たちはイエス様が天に召された後、さまざまな苦難を受けることになります。そのことによって信仰が奪われてしまわないように守ってやってほしいと祈られました。
2.イエス様は弟子たちを( 聖なる者 )にするために祈られた
イエス様は弟子たちが父によって聖なる者になるようにと祈られました。聖なる者とは罪から解放されて救いの恵みに与るものです。
【まとめ】
この祈りは弟子たちに向けてだけではなく、私たちに向けての祈りでもあります。私たちは自分の頑張りではなく、「主が私たちのために祈ってくださっているから今の自分がある」ということを自覚しましょう。
【暗唱聖句】
「だれがわたしたちを罪に定めることができましょう。死んだ方、否、むしろ、復活させられた方であるキリスト・イエスが、神の右に座っていて、わたしたちのために執り成してくださるのです。」(ローマ8:34)