本当に必要なこと、無駄なこと
◆説教個所::マルコによる福音書14:3〜9
【背景】
本日は宣教礼拝です。CGNTVのメディア宣教の働きを覚えて共に考え、共に祈ることのできる礼拝にしましょう。さて、イエスはエルサレムの近くベタニヤ村にお越しになりました。そこでマリアが高価なナルドの香油をイエス様の頭に注ぎかけました。それを見ていた何人かがなぜこんな無駄なことをするのかと言って怒ったのです。さて今日はこの箇所から一体何が無駄なのかと言うことをご一緒に学びたいと思います。
【ポイント】
1.本当に必要な事は( 神様 )がお決めになる
私たちは何が必要で、何が無駄であるかを自分の判断で決めようとしてしまいますが、必要であるか、まだであるかを決めるのは神様なのです。だから信仰によって何が神様の御心であるかをしっかりと見極めなくてはなりません。
2.無駄なことは( 必要がない )ことではない
この世で最も無駄なことをしてくださったのはイエス・キリストではないでしょうか。イエス様は本来、救われるべき価値のない者のために十字架にかかり、命を捨ててくださったのです。しかしその無駄とも思われる死を通して私たちは救われたのです。
【まとめ】
人はすぐに損得によって必要であるか無駄であるかを決めようとしますが、それは正しい判断ではありません。常に神の御心であるかどうかと言う基準で判断する神の国の価値観をしっかりと持ちたいです。
【中心聖句】
そこにいた人の何人かが、憤慨して互いに言った。「なぜ、こんなに香油を無駄遣いしたのか。この香油は三百デナリオン以上に売って、貧しい人々に施すことができたのに。」そして、彼女を厳しくとがめた。
(マルコ14:4~5)