神の国を求めよ
◆説教個所:マタイによる福音書 6:25〜34
【背景】
私は若い頃、自分の人生は自分で切り開いて行くものだと信じて疑いませんでした。しかし、もしそうだとするならば、私の人生は思い煩いの連続だったでしょう。そもそも自分の人生を自分で切り開き、豊かにすることは不可能だからです。だから、イエス様は「思い悩むな、神の国を求めよ」と言われるのです。目先の物質的な祝福を求めるのを止めて、神の国の喜びを求める信仰者になりましょう。そうすれば全てのことは解決するのです。
【ポイント】
1.神の国に生きる人は( 豊か )である
神の国の恵みに生きる者は豊かな存在であります。この地上の富にばかり目を向けていると神の豊かさが見えなくなってしまうのですが、天からマナが降るように神が養ってくださると信じましょう。
2.神の国に生きる人は( 思い悩む )必要はない
神は私達の全ての必要をご存知でありますから、神の国の恵みに生きる人は将来を心配して思い悩む必要はありません。全てを神様が備えてくださるからです。
【まとめ】
人はつい物質的な恵みや祝福を求めたくなりますが、私たちクリスチャンは神の国を求めましょう。何者にも変えがたい神の国の恵みこそが私達の信仰生活を豊かにするのだということをしっかりと認識しようではありませんか。
【暗唱聖句】
『 何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。 』