御心を行うことに集中しよう




◆説教個所:マタイによる福音書21:28〜32

【背景】

 イエス様が祭司長たちに語られたたとえです。二人の息子のたとえを通して神の国に行くための道を示されました。神の国に行くためには行いではなく、 神の御心を行うことが大切なのです。
 では、御心とはなんでしょうか。今年は恵みの相続人として生きるというテーマで語って来ましたが、それは何もしないありのままで良いわけではありません。私たちは神に従い、神の御心を行う者でなくてはなりません。どこまでも御心を行うことを追い求めるのです。
 

【ポイント】

1.( 御心を行う )者が神の国にふさわしい

祭司長たちも御心を行っているつもりでした。しかし、彼らは神の御心を行っていたのではなく、表面的に取り繕っていたに過ぎなかったのです。彼らは神の声ではなく、人の声に従う人たちでした。神の国は神の声を聞き、行う人のものなのです。

2.( 御心を行わせてください )と祈ろう

私たちは神様の御心に従うことの素晴らしさを何度も学びました。だから、すでに神の御心を知っているはずです。そこで御心を教えてください、従いますからと祈るのではなく、御心を行わせてくださいと祈る必要があるのです。

【まとめ】

 世の終わりは近づいていて、もう時間がありません。今、すべきことは神の御心を知ることではなく、それを実行することです。実行する者の上に神の国の恵みが注がれるのです。

【暗唱聖句】

「 わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者が皆、天の国に入るわけではない。わたしの天の父の御心を行う者だけが入るのである。」

(マタイ 7:21)

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