神様の偉大な選び




◆説教個所:イザヤ書45:1〜13

【背景】

イスラエルの民はBC587年バビロンによって捕囚され、自分たちの領土を奪われ、バビロンの支配下におかれ、多くの民はバビロンに奴隷として連れて行かれました。バビロン捕囚です。しかし、バビロンの地で奴隷として働かされていたはずのイスラエルが不思議な方法で再びイスラエルに戻ってきました。これはバビロンに代わって支配したペルシャ王キュロスの申し出によるものでしたが、まさしく奇跡であり、神の選びだったのです。

【ポイント】

1.神は全てのものの( 主権者 )である

異邦人であるペルシャ王キュロスによってイスラエルが回復することはあり得ないことでしたが実現しました。この不可能が可能になったのは、神が働かれたからなのです。

2.神の( 御心のまま )に歴史は作られる

全てのことは人間の計画ではなく神の御心によってなるのです。神様は最も良いことを、最も良い時に、最も良い方法でなされるお方です。

【まとめ】

私たちもイエス様の選びによって救われたことを忘れないようにしなくてはいけません。自分の努力や信仰の力ではなく、神様の一方的な選びとイエス様の憐れみによる十字架の死と復活によって救われたのです。日々、救われた喜びを心に留めましょう。

【中心聖句】

「わたしが主、ほかにはいない。わたしをおいて神はない。」(イザヤ45:5)

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