死を通して与えられた恵み
【イースターシリーズ ②】
◆説教個所:マタイによる福音書27:45〜56
【背景】
真夜中に捕らえられたイエス様はポンテオピラトの前に引いていかれ、そこで尋問を受けますが、イエス様は一言も語りません。民衆はイエス様の死刑を望み、ピラトはイエス様に罪がないことを知っていながら、民衆の圧力に負けてしまい、ついに有罪判決が出て十字架にかけられたのです。
【ポイント】
1.イエス様の死は( 神様 )の苦しみである
私たちの救いのために愛する独り子を十字架にかけた父なる神様。イエスの叫びに耳を貸さず、十字架にかかることをお示しになった父なる神様の御心はどれほど痛んだことでしょう。それでも神は私たちの救いのためにイエス様を見捨てるのです。みなさんはこれほどまでに自分自身が愛されていることを考えたことがありますか。
2.主イエスの死は私達に( 大いなる希望 )をもたらした
イエス様が死なれた瞬間、聖所と至聖所を隔てている幕が真っ二つに裂けました。この瞬間、私たちは直接神に祈ることが許されました。私たちの人生に光が射し、絶望から希望に変えられたのです。
【まとめ】
イエスキリストが私たちのために死んでくださったことを通して、私たちに絶望から、救いという希望が与えられました。イエス様の死が私たちの人生にもたらした恵みがどれほど大きいかを知ってください。
【暗唱聖句】
「しかし、彼を砕いて、痛めることは主の御心であった。」(イザヤ53:10 新改訳)