ゲツセマネの祈りから学ぶ
【イースターシリーズ ①】
◆説教個所:マタイによる福音書26:36〜46
今年のイースターは4月9日で、イースターまであと2週間となりました。ですから、今日からイースター当日まで主の復活に関する箇所からお話ししたいと思います。今日はゲツセマネの園の祈りについてです。これほどイエス様が従順を表される箇所は他にありません。苦しみながらもイエス様は従うことを選択される祈りです。
【ポイント】
1.イエス様の( 犠牲の祈り )に倣う者となろう
共にゲツセマネに行った弟子たちは祈りの途中で眠ってしまいます。彼らはイエス様の犠牲の大きさが分からなかったからです。イエス様「御心の通りになりますように」と祈りました。この祈りこそ、まことの祈りです。私たちは自分の祈りが、自分の願い事にばかりなっていないか注意しなくてはなりません。
2.祈りを通してイエス様への( 従順 )を学び取ろう
ゲツセマネの祈りを通して私たちが学びたいことは、父なる神への信頼と従順です。イエス様は従順に祈ることを通して平安を得ました。これが祈りの力です。私たちも目の前の恐れに対して、祈りの力によって平安を勝ち取るものになりましょう。
【まとめ】
全ての兄姉がゲツセマネの祈りのような心を注ぎ出す祈りを体験することによって、主への従順を表すことができますようになりましょう。自分勝手な自己中心の祈りではなく、従順の祈りを捧げることができますように。
【暗唱聖句】
「キリストは御子であるにもかかわらず、多くの苦しみを通して従順を学ばれました。」(ヘブル 5:8)