死から命へ
◆説教個所:エフェソの信徒への手紙 2:1~10 安達 燎平 伝道師
【背景】
みなさんは、もし誰かに「クリスチャンになったら一体何が起こるの?」と聞かれたらどう答えるでしょうか。様々な答え方があるでしょう。パウロはここでエフェソの信徒に対し、キリストの十字架の素晴らしさ、神の愛の豊かさ、そしてなによりクリスチャンの人生の価値を解き明かしています。ここには人間の感覚や感情を遥かに超越した神の業が現されています。
【ポイント】
1.クリスチャンは( 生きる目的を持つ )
かつて霊的に死んでいた私たちには目的や使命がありませんでした。しかし今は、命を得て神の栄光を現す目的が与えられました。
2.クリスチャンは( 感謝する )
神の愛はクリスチャンになったから注がれるものではありません。神は死んでいた私たちを愛し、キリストと共に生き返らせてくださいました。この豊かさに触れればおのずと感謝が湧き上がってきます。
3.クリスチャンは( 善い業を行う )
私たちは神様の計画のために作られた神の一点ものの作品です。代えがきかない存在です。善い業とは神様の御心に沿った行いで、いのちを与える力があります。
【まとめ】
人間は感情や感覚に頼って生きてしまいがちです。キリストの十字架は感覚的な話ではなく神の真理です。わたしたちクリスチャンの人生は神の栄光を現すという明確な目的を持ち、真理に基づいて歩みます。死から解放された喜びをしっかりと握り、善い業を行うものとして前進しましょう。