キリスト者の自由
◆説教個所:ヨハネによる福音書8:31〜38
【背景】
ファリサイ派の人々は自分たちは聖書に精通しており、しっかりと神に仕えていると信じていましたが、イエス様からあなた方は罪の奴隷だと指摘されます。しかし、彼らにはその自覚がなかったので、自分たちは自由だと思い込んでいました。そこでイエス様は彼らが自由ではなく、罪の奴隷であることを指摘したのです。
【ポイント】
1.( 真理 )が私たちを自由にする
ユダヤ人はイエス様を信じましたが、彼らの信仰は本物ではありませんでした。なぜなら、彼らは真理を悟っていなかったからです。真理とは「イエス様が神の子であり、神様の御言葉を語り、神様の御心を行う方だ」ということです。これを悟って初めて私たちは自由を得るのです。
2.自由を得るために( 御言葉 )に留まろう
しっかりと御言葉にとどまること、イエス様にしがみついている時、私たちは罪の奴隷から解放されて自由を得るのです。そのことを覚えて、御言葉と繋がろう。
【まとめ】
イエス様の言葉に留まるとき、私たちはイエス様の弟子とされ、神様の言葉と想いを知り、本当に自由にされます。イエス様の言葉に留まる人は、神様から送られる霊によって新しく生まれさせられ、神の子とされるのです。
【重要聖句】
わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである。(ヨハネ 15:5)