信仰によって生きた人たち ②




◆説教個所:ヘブライ人への手紙11:8〜16

【背景】

今日の箇所はアブラハムとサラの信仰について書かれています。アブラハムは突然神様からの啓示を受け、どこに行くかも知らされないままに主に応答しました。また、サラも信仰のある人には思えないような言動をしていましたが、彼女も信仰によって神の力を得てイサクを生んだのです。彼らはいずれも霊的視力に優れていたために、先のものを見ることができたのです。

【ポイント】

1.信仰によって来たるべき( 神の国 )を見る者になろう

アブラハムとサラはこの地上において約束されたものを手に入れたわけではありませんでしたが、それらのものは自分の死後、天国において与えられると信じました。これは霊的視力に優れた者だけが見ることができるのです。

2.信仰によって( 天の故郷 )を目指す者となろう

私たちの人生のゴールはこの地上ではありません。神が作られた天の故郷に向かって歩んでいるのです。私たちにも神様が準備しておられる故郷がありますから、ここに向かって進みましょう。

【まとめ】

私たちは恵みの相続人ですから、必ず天の御国が開かれているのです。このことを自覚して信仰生活を送りましょう。

【中心聖句】

「ところが実際は、彼らは更にまさった故郷、すなわち天の故郷を熱望していたのです。だから、神は彼らの神と呼ばれることを恥となさいません。神は、彼らのために都を準備されていたからです。」(ヘブライ11:16)

「今や、義の栄冠を受けるばかりです。正しい審判者である主が、かの日にそれをわたしに授けてくださるのです。しかし、わたしだけでなく、主が来られるのをひたすら待ち望む人には、だれにでも授けてくださいます。」(Ⅱテモテ4:8)

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