見ゆるところによらずして
◆説教個所:ヘブライ人への手紙11:1〜3
【背景】
この手紙の読者であるユダヤ教に逆戻りしようとしている人たちが思いとどまるために必要なものは信仰による忍耐です。見えるものにしか関心がなく、この世の価値観の全てをおいている現代人にも言えることです。私たちは目に見えない神様を信じ、信仰によって生きる者でなくてはなりません。
【ポイント】
1.信仰が希望の( 保証 )である
天において受ける大きな報い、それこそ私たちの希望であり私たちはそこに向かって進んでいるのですが、その希望を保証するもの、それが信仰です。信仰こそが神が約束して下さったことを建て上げる保証となるのです。
2.信仰とは神を自分の( 中心 )に置くことである
目に見えるものばかりを追い求めるのは、常に自分中心だからです。自分に理解できることだけを選ぼうとします。信仰は目に見えないものを選ばせます。それは神を中心にすることだからです。
【まとめ】
信仰によって歩みましょう。信仰とは目に見えるものではありません。でも従うのです。これが信仰の醍醐味であり、土台となります。信仰は理屈ではなく、私は何があっても主にのみ従います、全てを主に委ねますという世界観なのです。
【関連聖句】
「 信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。 」