人を祝福する信仰
◆説教個所:出エジプト記19:3〜6
【背景】
イスラエルの民はモーセを通して出エジプトし、荒野の中を旅している途中で神様からイスラエルの民に対して、祭司の王国、聖なる国民だと宣言されます。彼らは神様から特別に選ばれた民であると同時に、祭司の王国、すなわち人を祝福する民として選ばれたのです。私たちも自分自身が祭司の王国であることを自覚し、この国のためにとりなし、祝福を宣言するものでなくてはなりません。
【ポイント】
1.祭司の王国として( とりなし )の祈りを捧げよう
祭司とは神様と人とを結び合せる働きをする人です。私たちクリスチャンは自分の救いだけを考えているべきではありません。祭司の王国なのですから、とりなしの祈りを捧げる者になりましょう。
2.人々を( 祝福する )者になろう
親は子供を祝福する権威を持ち、牧師は信徒を祝福する権威を持っています。同様に私たちクリスチャンはまだ救われていない人々を祝福する権威を授かっているのです。自分が祝福を受けるだけではなく日々の生活の中でまだ救われていない人々のために祈り、祝福を宣言する者になりましょう。
【まとめ】
私たちは自分が救われたことによる使命をしっかり掴まなくてはいけません。自分の救いばかりではなく、救われた者には使命があることを受け止め、受けた祝福を流し出す信仰を持ちましょう。
【暗唱聖句】
「主はアブラムに言われた。
「あなたは生まれ故郷
父の家を離れて
わたしが示す地に行きなさい。
わたしはあなたを大いなる国民にし
あなたを祝福し、あなたの名を高める
祝福の源となるように。
あなたを祝福する人をわたしは祝福し
あなたを呪う者をわたしは呪う。
地上の氏族はすべて
あなたによって祝福に入る。」