祝福を相続するための信仰体験
◆説教個所:創世記25:27〜34
【背景】
本日はヤコブとエサウの箇所から祝福の相続について学んで行きます。彼らはアブラハムから数えて三代目の祝福の相続人でしたが、愚かな兄エサウは食べ物で「祝福」を失い、弟ヤコブは相続はしたものの強すぎる欲望のため苦しみの人生を送ることになりました。
彼らは二人ともアブラハムからつながる祝福を受け取る相続人であったにもかかわらず、豊かな人生を送ることができませんでした。祝福を相続するために必要なものは何であるかを考えて行きましょう。
【ポイント】
1.祝福を相続するためには、神と( 個人的に )出会おう
アブラハムは神様と直接出会って語らい、イサクは主が共におられる人生を歩みました。しかし、エサウとヤコブは神様との出会いが希薄でした。いわゆる明確な信仰体験がなかったのです。私たちの信仰生活においても大切なのは信仰体験です。心の中で信じるだけではなく、生けるまことの神様を体験する必要があるのです。
2.祝福を相続するためには、( 恵みの豊かさ )を知るべきである
エサウは長子の特権を軽んじて、食べ物と引き換えに弟ヤコブに譲ってしまいました。その後、エサウは大いに後悔をするのですが、これはエサウが受け継ぐべき長子の特権の豊かさを知らずに軽んじましたが、ヤコブはこの特権の価値を知っていたのです。
【まとめ】
神様が与える祝福は計画で決まっていますが、正しく受け取らなくては相続人であっても相続することができなくなります。正しく相続するために神様を体験し、生きたまことの神様を受け入れましょう。
【暗唱聖句】
『「わたしはヤコブを愛し、エサウを憎んだ」と書いてあるとおりです。 』