【イースターシリーズ③】『 神はなぜイエスの叫びに答えなかったのか 』
◆説教個所:マタイによる福音書27:45〜56
【背景】
十字架に架けられたイエス様は「エリ エリ レマ サバクタニ」と叫びました。しかし、神はそのイエスの叫びにお答えにはなりませんでした。なぜ、神様は愛する独り子を見殺しにされたのでしょうか。
【ポイント】
1.神はイエス様よりも( 私たち )を優先された
イエス様の死を通らなければ人の罪は赦されず、救われることはありませんでした。その時、神は私たちのために、イエス様を見殺しにされたのです。それは、イエス様よりも私たちを優先してくださったということです。
2.イエス様の死によって( まことの神の子 )となった
イエス様の死によって私たちと神様の間にあった隔ての壁は裂け、私たちは神に近づくことが許されたのです。神に直接祈り、私たち自身が、神に直接祈る特権を手に入れたのです。
【まとめ】
神はなぜ十字架から叫ぶイエス様の声に答えられなかったのでしょうか。それは私たちをまことの救いへと導き、永遠の命を与えるためだったのです。
【暗唱聖句】
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。(ヨハネ3:16)
「そのとき、神殿の垂れ幕が上から下まで真っ二つに裂け、地震が起こり、岩が裂け、」(マタイ27:51)