【イースターシリーズ②】イエスはなぜ十字架から降りてこられなかったのか
◆説教個所:マタイによる福音書27:32〜44
【背景】
新約聖書のクライマックス。イエス様が十字架に架かられる箇所です。十字架を背負ってゴルゴダの丘へと行かれたイエス様は手足を釘で打ち抜かれて十字架に磔にされました。神であるイエス様がどうして十字架にかかる必要があったのでしょうか。これを避けることはできなかったのでしょうか。
【ポイント】
1.十字架は( 神様の計画 )であった
イエス様は神であり、不可能がない方ですから、当然十字架から降りてくることはできたでしょう。しかし、敢えてそうはなさらなかったのは、全てが神の計画だったからです。
2.イエスはご自分の権威を( 私たち )のために用いられた
イエス様は私たちの救いのために十字架にかかってくださいました。それはイエス様がご自分の死が私たちの救いに繋がることを知っておられたからです。
【まとめ】
イエス様はなぜ十字架から降りてこないで、死んでくださったのでしょうか。それはイエス様が死なれることなしに私たちの罪は赦されず、私たちの救いはないからです。ご自分を犠牲にして十字架にかかってくださったイエス様に感謝を捧げましょう。
【暗唱聖句】
「だれもわたしから命を奪い取ることはできない。わたしは自分でそれを捨てる。わたしは命を捨てることもでき、それを再び受けることもできる。これは、わたしが父から受けた掟である。」(ヨハネ10:18)