【イースターシリーズ①】誰がイエスを十字架にかけたのか
◆説教個所:マタイによる福音書27:11〜26
【背景】
今日からイースターまでシリーズということで、① 3/10 死刑判決 ② 3/17 十字架 ③ 3/24 死 ④ 3/31 復活の順にお話したいと思います。
イエス様はゲツセマネの園で捕らえられ、真夜中に裁判が行われました。しかし、イエス様をどんなに調べても罪が見当たりませんでした。ピラトはなんとか釈放を試みますが、最終的には暴動が起こることを恐れたピラトはさじを投げ、イエス様に死刑判決が出たのです。
【ポイント】
1.都合の良い方ではなく、( 正しい方 )を選ぼう
ポンテオピラトはイエス様に罪がないことを知っていながら、バラバを釈放せよという人々の圧力に負けて、誤った判断をしてしまいました。それは自分に都合がよかったからです。私たちは真理に歩むならば、常に正しい方を選び取らなくてはなりません。
2.他人事ではなく、( 自分のこと )として十字架を受けとめよう
イエス様を十字架にかけたのは、私たちであって決して律法学者やピラトのせいばかりではありません。他人事にしていると神の真理をつかめなくなってしまいます。自分のこととして受けとめましょう。
【まとめ】
イエス様はなぜ十字架にかけられたのか、よく考えてください。それは律法学者のせいでも、群衆のせいでも、ピラトのせいでもありません。それはまさしく私のせいなのです。私たちの罪がイエス様を十字架にかけたことを忘れないようにしましょう。
【暗唱聖句】
イエスはお答えになった。「わたしの国は、この世には属していない。もし、わたしの国がこの世に属していれば、わたしがユダヤ人に引き渡されないように、部下が戦ったことだろう。しかし、実際、わたしの国はこの世には属していない。」 (ヨハネ18:36)