父の権威によって命を与える主




◆説教個所:ヨハネによる福音書5:19〜29

【背景】

イエスキリストは安息日に38年間、病で苦しむ男を安息日に癒しました。これに対してユダヤ人たちは「なぜこんなことをするのか」と批判しましたが、それに対してイエス様は「父が働いておられるので、私も働く」と述べられたのです。そして、今日の箇所ではそのイエス様の権威について語られているのです。イエス様が父なる神の権威によって行われる働きとは何か、またその恵みに与るためにはいかなる信仰生活を送らなくてはならないのかということを学んで行きましょう。

【ポイント】

 

1.イエスキリストは( 命とさばき )を委ねられた方である

イエスキリストがこの地上において持っておられる権威とは2つあります。
①命を与える権威(霊的死人に命を与える)
②終わりの時に人々を裁く権威

2.霊的な命は( 御言葉に聞き従う )者に与えられる

イエスキリストは霊的に死んでいる人をよみがえらせる権威を持っておられる。霊的な死者とは、①諦める人、②感じない人、③学ばない人、④悔い改めない人です。このような人をよみがえらせるのは御言葉を聞くことなのです。

【まとめ】

イエスキリストは父なる神様から委ねられた権威にしたがって命を与えるお方です。主なる神様に至る道を歩むためにも、イエス様の御言葉に聞き従う信仰を持とう。

【暗唱聖句】

「イエスはお答えになった。「わたしの父は今もなお働いておられる。だから、わたしも働くのだ。」(ヨハネ5:17)
「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。」(ヨハネ14:6)

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