キリスト降誕によって与えられる逆転の恵み
◆説教個所:ルカによる福音書1:39〜56 (アドベント第二週)
【背景】
天使ガブリエルによって受胎告知を受けたマリアは、同様に神の業によって身ごもったエリサベトを訪ねます。そこで、彼女は自分自身が幸いな者であることを悟り、主をほめたたえる賛歌を語るのです。
【ポイント】
1.キリストの御降誕によって信仰者は( 逆転の恵み )を受ける
力のある者が多くのものを得て、豊かな者が幸せになるというのはこの世の価値観です。しかし、キリストのご降誕はこの世の価値観を逆転させると預言されています。たとえ今の状況が悪くても、信じる者には逆転の恵みが与えられます。
2.キリストご降誕の恵みは必ず( 成就 )することを覚えよう
キリストは真実なお方なのでその恵みは必ず実現します。それはアブラハムとともに結んだ契約の延長線上にあるからです。たとえ現時点で低くされているとしても、必ずキリストによって高く上げられる日が来ることを信じる者になりましょう。
【まとめ】
キリストのご降誕により私たちに与えられる恵みは大変豊かなものです。ゆえに大いに喜びをもってイエスキリストのご降誕を待ち望みましょう。
【中心聖句】
「主はとこしえに契約を御心に留められる
千代に及ぼすように命じられた御言葉を
アブラハムと結ばれた契約
イサクに対する誓いを。
主はそれをヤコブに対する掟とし
イスラエルへのとこしえの契約として立て宣言された」
(詩篇105:8〜11)