ミッション:インポッシブル / アイアン・ゲート
◆説教個所:使徒言行録12:1〜9 野田 勝利師(ひばりが丘バイブルチャーチ)
【導入】
「ミッション:インポッシブル」とは、1960~70年台にテレビ放映された外国ドラマ「スパイ大作戦」をリメイクし、大ヒットした、アクション・スパイ映画のシリーズである。映画の中で、主演のトム・クルーズが扮するエージェントたちが世界を悪の力や危機から救うため、文字通り、不可能(impossible)と思える作戦(mission)を遂行していくのだが、この使徒言行録12章において、エルサレムにいた初代教会の信徒たちも深刻な危機に直面していた。リーダーの一人であるヤコブがヘロデ王の手によって惨殺され、ペトロまで捕らえられてしまったのだ。ペトロは鉄の門(アイアンゲート)で閉ざされた監獄に収監され、厳重に見張られており、彼を救出するのは不可能と思われた。この不可能救出作戦は、いったいどのようにして行われていったのだろうか。
【ポイント】
1.不可能な( 救出 )作戦のために、教会で仲間と心を合わせて祈り続けよう。
4:ヘロデはペトロを捕らえて牢に入れ、四人一組の兵士四組に引き渡して監視させた。過越祭の後で民衆の前に引き出すつもりであった。5:こうして、ペトロは牢に入れられていた。教会では彼のために熱心な祈りが神にささげられていた。(使徒言行録12:4-5)
2.人を裁かず、誰かのために言い訳をしよう。「愛と赦しに満ちた教会」に、神の( 奇蹟 )は起こります!
13:門の戸をたたくと、ロデという女中が取り次ぎに出て来た。14:ペトロの声だと分かると、喜びのあまり門を開けもしないで家に駆け込み、ペトロが門の前に立っていると告げた。(使徒言行録12:13-14)