約束された救いを受け継ごう
◆説教個所:ヘブライ人への手紙6:1〜12
【背景】
著者は再びユダヤ教に戻ろうとしている人々に対して、成熟した大人のクリスチャンになるための戒めを与えている箇所です。いつまでも同じところ(信仰の基本)に止まらないで、成長を目指すように促しているのです。彼らには救いの約束があるのですから、しっかり握って最後まで信仰と忍耐を持って主に従い続けることが成熟のカギとなるのです。
【ポイント】
1.( 悔い改め )を持って成熟するクリスチャンになろう
人は罪人ですから、全く罪を犯さないという人はいません。つまり、罪を犯すことが問題ではありません。神はいつも赦してくださるお方だからです。しかし、この恵みを受け取るためには、へりくだって悔い改めることが必要です。どんなに素晴らしい賜物があっても、悔い改めることがなければ恵みに預かれないのです。
2.あきらめずに仕え続けて( 恵みの相続人 )になろう
人は一度救われたら祝福されることは神様から約束されるのです。ですから、どこまでも忍耐強く、希望を持ち続けることによって確実に恵みを受け継ぐ信仰者になりましょう。
【まとめ】
救われている確信をしっかりと持って、いつも神様から大きな恵みをいただいていることを自覚しましょう。そうすれば目の前の出来事で躓くことなく、約束された恵みを受け取ることができるのです。こうして成長し続けましょう。成長しないクリスチャンは皆、衰退してしまうのです。
【暗唱聖句】
「わたしたちの主、救い主イエス・キリストの恵みと知識において、成長しなさい。」