救いの約束はアブラハムから
◆説教個所:ガラテヤの信徒への手紙3:7〜18
【背景】
アブラハムはその信仰のゆえに義とされ、アブラハム契約を与えられました。それは全人類に与えられた永遠の祝福の契約です。その契約の中には「地上の氏族はすべて、あなたによって祝福に入る」と言われました。そして、今アブラハムと同じ恵みの中に生きているのです。この恵みに与るために必要なのは律法を守ることではなく、信仰です。行いによって恵みを受け取るのではなく、信仰によって約束された恵みを相続されるのです。
【ポイント】
1.( 律法 )によっては救われないことを知ろう
律法を守ることは私たちに罪の自覚を与える役割を果たすだけであって、救いに導くわけではありません。つまり、行いは私たちを救わないのです。私たちが救いの恵みに与れる根拠は、イエスキリストの十字架の血潮です。この地の契約こそが私たちの救いを完成させるのです。
2.( アブラハム契約 )の祝福は決して終わらないことを知ろう
神様がアブラハムと結んだ祝福の契約が今も続いています。私たちはこの契約の恵みに生かされています。これは相続によるものであり、私たちの行いとは関係がありません。
【まとめ】
神様が私たちに用意してくださった恵みの豊かさに目を向けてください。この豊かな恵みに与ることができるのは、イエスキリストを信じる信仰を持つ者であることを覚えましょう。
【暗唱聖句】
『 相続が律法に由来するものなら、もはや、それは約束に由来するものでは ありません。しかし神は、約束によってアブラハムにその恵みをお与えになったのです。 』