イースターの恵み
◆説教個所:マタイによる福音書27:45〜56
【背景】
いよいよ来週はイースターです。今日の箇所ではイエス様が十字架の上で死なれた時の箇所を読みますが、イエス様の死がもたらしたものは一体何でしょうか。イエス様の十字架上での死と復活は私たちにどんな恵みを与えてくださるのかを考えてみましょう。
【ポイント】
1.愛するひとり子を見捨てた( 父の愛 )を知ろう
私たちの救いのためにイエス様が十字架にかかってくださいましたが、それよりも大きな愛は独り子を十字架にかけた父なる神様です。わたしたちを救うためにイエス様の叫び声を無視して、見捨てられたのです。どれほど大きな愛でしょうか。
2.主イエスの死によって( 神との関係 )が回復した
イエス様が死なれた瞬間、聖所と至聖所を隔てている幕が真っ二つに裂けました。この瞬間、私たちと神様との断絶していた関係が回復したのです。こうして私たちは神様に向かって直接祈る特権が与えられたのです。
【まとめ】
イエスキリストが私たちのために死んでくださったことを通して、私たちに絶望から、救いという希望が与えられましたが、そこには父なる神様の大きな愛があることを知ってください。
【暗唱聖句】
「しかし、彼を砕いて、痛めることは主の御心であった。」(イザヤ53:10 新改訳)
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」(ヨハネ3:16)