救いを求めてホサナと叫ぼう
◆説教個所:ヨハネによる福音書12:12〜19
【背景】
ついにイエス様の最後の一週間が始まります。イエス様がエルサレムへと入城されるのです。イエス様が十字架にかかる五日前の出来事です。人々はイエス様を「ホサナ」と迎え入れ、イエス様をイスラエルの王として迎えたのです。イエス様は馬ではなく、子ロバに乗ってエルサレムに入りましたが、人々はその意味も分からず、ただ奇跡に期待していただけなのです。
【ポイント】
1.魂の救いを求めて( ホサナ )と叫ぼう
人々がイエス様を歓迎したのはローマ帝国の支配を逃れたかったからであって、魂の救いを求めていたわけではなかった。私たちも単なるご利益信仰ではなく、まことの救いを求めて、主の御名を叫ぶ者でありましょう。
2.イエス様の後を追う者ではなく、( 従う者 )になろう
人々はイエス様の奇跡を見て後を追いかけて行った。なぜなら彼らもラザロのような奇跡を体験したかったからです。しかし、ただ後を追いかけるだけでは意味がありません。私たちはイエス様に従っていくものでなくてはならないのです。
【まとめ】
「ホサナ」と叫んでイエス様を迎えた民衆は五日後には「イエスを十字架に」と叫んでいました。これがまさしくご利益信仰です。是非、みなさん、魂の救いを求める信仰生活を送りましょう。
【暗唱聖句】
「群衆がイエスを出迎えたのも、イエスがこのようなしるしをなさったと聞いていたからである。」(ヨハネ12:18)