知識に勝る神体験
◆説教個所:ヨハネによる福音書9:13〜34
【背景】
一人の盲人が癒された箇所です。本来ならばすべての人たちが「良かった」というべきシーンですが、それでも人々はイエス様を信じませんでした。イエス様を信じることを邪魔する霊が働いていたからです。私たちの信仰を邪魔するものは何かをしっかりと理解して、正しくイエス様を信じるものになりましょう。
【ポイント】
1.私たちの信仰を邪魔する悪しき霊があることを知る
①間違った( 聖書理解 )
私たちの信仰の邪魔をする第一は思い込みや間違って御言葉を受け取ることです。こうして神の御心とは違うものを信じてしまうのです。
②人に対する( 恐れ )
私たちの信仰生活を歪ませる最大の敵は恐れです。神を畏れず、人を恐れる態度が私たちの信仰を歪ませてしまうのです。
③知識からくる( ごう慢 )
知識は時に人をごう慢にします。「知っている」という思いは人の意見に耳を貸さないようになり、自分の正しさに固執するようになります。
2.信仰を確かにするには( 生きた神を体験 )しなければならない
百聞は一見に如かず。どんな知識も体験に勝ることはありません。私が癒されたというしるしは何にも増して強い神の証しでした。心を開いて神を体験するものになりましょう。
【まとめ】
これらの問題に打ち勝つためには「神を体験する」しかありません。信仰によって生きた神様と出会うことによって私たちの信仰は邪魔されることなく、大きく成長するのです。
【暗唱聖句】
「彼は答えた。「あの方が罪人かどうか、わたしには分かりません。ただ一つ知っているのは、目の見えなかったわたしが、今は見えるということです。」(ヨハネ9:25)