主役はキリストである
◆説教個所:ヨハネによる福音書3:22〜30
【背景】
イエス様が公生涯の働きを始めると新たな問題が起こります。それはヨハネの弟子たちが抱いた妬みです。彼らは自分の師であるヨハネよりも後から来たイエスの方が人々に支持されている様子を見て、許せなかったのです。これに対して、バプテスマのヨハネは3つのことを通して、この妬みから解放される秘訣を語られます。私たちも妬み心を持ってしまうことがありますが、以下の3つを心に留めてこの感情に勝利してください。
【ポイント】
1.すべては( 天から与えられている )ことを自覚すること
なぜ妬みが起こるのか、自分が持っているものがすべて主からだということがわかれば、妬む必要がなくなる。この世の中に自分で作り出したものはなく、すべては主から与えられていることを自覚しよう。
2.神実現を( 喜べる )人であること
イエス様が主役で、私たちは花婿の友人であることを理解し、自分が、自分がと自己主張するのではなく、主に栄光をお返しし、主人の御心がなることを喜ぼう。
3.( 衰え )さえ喜べる信仰を持つこと
自分の成功しか喜べない人は妬みやすく、人の成功を喜べる人は妬むことがありません。ゆえに、自らの衰えを真摯に受け止められる信仰者になりましょう。
【まとめ】
私たちの人生の主役は私たちではなく、イエスキリストなのです。このお方がわたしの人生を導いてくださるので、キリスト中心の信仰生活を送りましょう。
【暗唱聖句】
「喜ぶ人と共に喜び、泣く人共に泣きなさい。」(ローマ12:15)