祝福の源となる
元旦礼拝 ◆説教個所:創世記12:1〜3
【ポイント】
祝福を受けるために祝福を与える者になろう
「 あけましておめでとうございます 」
主の御名を賛美します。こうして神の家族の皆さんとともに2023年の最初の礼拝を迎えられることを心から感謝します。今年も救い主とともに期待して進んで行きましょう。
祝福の源というのは祝福の中心という意味で、私たちから祝福が流し出されるということです。 私たちクリスチャンはどこにいても、誰といても祝福の源であり、人々は地の塩、世の光である私たちを通して祝福をうけるのです。つい自分が祝福されることに満足してしまいがちですが、隣人に祝福を与える者であることをわすれてはいけません。
アブラハム契約の中心聖句に、創世記12:3「あなたを祝福する人をわたしは祝福し/あなたを呪う者をわたしは呪う。地上の氏族はすべて/あなたによって祝福に入る。」には、イスラエルの民が祝福の中心であることが約束されていますが、この御言葉はイスラエルの民を祝福するものが祝福されると教えているのです。
つまり、私たちは祝福されることは決まっていますが、その前に隣人を祝福し、祝福を流し出す者になる必要があるのです。では、アブラハム契約の祝福を最初に受け取ったのは誰でしょうか。それは創世記14章に出てくるメルキゼデクです。メルキゼデクは戦いから帰って来たアブラハムを祝福しました。メルキゼデクは私たちと同じ異邦人であるにも関わらず、ユダヤ人であるアブラハムを祝福して自分自身も祝福を受けたのです。つまり、祝福されるためにまず彼自身が祝福を与えたのです。
私たちも自分の恵みにばかり目を向けず、隣人を祝福する者になりましょうましょう。水の中に石を投げると波紋が広がるように私たちを中心として祝福の輪が外へ外へと増え広がって行くような働きをしたいと思います。是非、兄弟姉妹、2023年は祝福を流し出す者となりましょう。
【暗唱聖句】
「わたしはあなたを大いなる国民にしあなたを祝福し、あなたの名を高める祝福の源となるように。」(創世記12:2)