偉大な大祭司イエスキリスト
【メシアシリーズ ③】
◆説教個所：ヘブライ人への手紙4:14～16
【背景】
メシアシリーズの3回目、大祭司イエスについてお話しします。メシアとは油注がれた者という意味のヘブル語で、救い主を意味するのですが、救い主には３つの働きがあります。 ① 王、② 預言者、③ 大祭司です。王なるイエスは権威を持っておられ、この王としての権威を永遠に受け継がせ、世の終わりにはサタンを裁いて新天新地の王となられます。また、預言者なるキリストは神様の預言を成就されるためにこの地に来られます。終わりの日が来ることを語られ、私たちが一刻も早く主に立ち返るように働かれるのです。
では、大祭司としての役割はどのようなものでしょうか。
【ポイント】
１.イエス様は大祭司として（ 神との交わり ）を与えてくださる
私たちが神様と交わりを持つことができるのは、イエスキリストのとりなしのおかげなのです。イエス様は世界中の人々の救いのため
にとりなしてくださるのです。
２.イエス様は全ての人を救う（ 永遠の大祭司 ）である
イエス様によって救われない人はいません。イエスキリストは全ての人を救いに導き、救いを完成されるお方なのです。
【まとめ】
イエス様は人間の大祭司として、ご自分が命を捨てることを通して、私たちが神と交わり、救いの恵みに与れるようにとりなしてくださるお方なのです。イエス様がいなければ私たちは救われません。
【暗唱聖句】
「そして、完全な者となられたので、御自分に従順であるすべての人々に対して、永遠の救いの源となり、神からメルキゼデクと同じような大祭司と呼ばれたのです。」（ヘブル5：9〜10）
