再臨の希望
◆説教個所:テサロニケの信徒への手紙 第一4:13〜18
【背景】
当時の教会はローマ帝国からの激しい迫害を受け、殺されてしまう人も多数いたため、それで人々は死んだら終わりだと考えていたようです。そこで、パウロはここで死んだ後の世界、つまり再臨の時に起こることを話すことによって希望を持たせ、人々を慰め、励まそうとしたのです。私たちも再臨のことを知ることによって、世の終わりが近づいてる今の時代をいかに生きるべきかを考えたいと思います。
【ポイント】
1.キリスト者は死に打ち勝ち、( 希望の人生 )を歩む
キリスト者は死んでも決して終わりではありません。それは眠るのであって、必ず復活する日が訪れます。ゆえに死を恐れて生きるのではなく、復活の希望に生きるのです。
2.再臨の希望は、永遠に( 主と共にいる )ことである
再臨の前に私たちは空中に携挙され、大患難時代を経験することがなくなります。そして、私たちは主と再会して、その後、永遠に主と歩み続けるのです。これが究極の希望です。
【まとめ】
教会は、主イエス・キリストの十字架の死と復活を信じるがゆえに、神様が私たちにも復活の命を与えて下さるという究極の希望に生きる者たちの群れです。互いに励まし合いながら進んで行きましょう。