祈り祈られる関係
◆説教個所:ヘブライ人への手紙13:17〜25
【背景】
10ヶ月にわたって学んできましたヘブライ人への手紙の最終回になります。この手紙の読者はせっかくユダヤ教から改宗してクリスチャンになったにもかかわらず、迫害によって信仰を失ってしまおうとしている人たちです。その彼らに向かって最後のメッセージは祈って欲しいということです。
【ポイント】
1.互いに( 祈り合う )関係を結ぼう
私たちは弱い者ですから、どんな時でも自分の信仰で立っていられるわけではありません。周囲にいる人たちの祈りに支えられていることを忘れてはいけません。そして、それは牧師が信徒のために祈るだけではなく、信徒が牧師のために、また信徒が信徒のために祈るという互いに祈り合う関係が大切なのです。
2.( 平和の神 )が全ての良いものを備えてくださると
信じよう
イエスキリストを復活させられた神は、私たちの人生においても全ての良いものを備えてくださいます。私たちに欠けたものを補い、豊かな恵みを与えてくださるのです。
【まとめ】
最後は祈りで締められています。私たちも常に感謝を持って主に従い、互いに祈り合える者になろうではありませんか。
【中心聖句】
「わたしたちのために祈ってください。わたしたちは、明らかな良心を持っていると確信しており、すべてのことにおいて、立派にふるまいたいと思っています。」(ヘブライ13:18)