神の国の完成を待ち望む

https://www.youtube.com/watch?v=PNE3AhRBVaE
◆説教個所:ルカによる福音書19:11〜27

【背景】

 当時のユダヤはローマ帝国の支配の中にありました。圧政の中で人々は次第にこの苦しみから解放してくれるメシアを求めるようになります。そのメシア待望論は広がり、すぐにでもメシアが来るかのように考えるようになりました。しかし、ここでイエスはたとえ話を通して、今すぐにメシアが来るのではなく、私たちは再臨を待たねばならないことを教えます。再臨の時こそ、神の到来のしるしであり、神の国の完成の時なのです。その時まで私たちクリスチャンは十分な備えをしなければならないのです。

【ポイント】

1.再臨の時、クリスチャンは( 今の信仰 )を清算する時となる

 神は私たちに各々の分に応じた御霊の賜物を与えてくださっています。今、神の国の到来に備えて聖霊から与えられている賜物を十分に生かし、豊かな実を結び続けて行くという忠実さが求められています。再臨の時は清算の時であり、今の信仰が図られる時なのです。

2.神の国の完成の時に訪れる( 恵み )を共に体験しよう

 私たちは再臨の時を待ち望んでいます。そして、いつか訪れる再臨の時こそ、神の国が完成する時なのです。神の国の完成の時に訪れる豊かな恵みに期待しつつ、これを共に体験することができる信仰生活を送りましょう。

【まとめ】

 神の国の完成の時が近づいています。主がサタンに勝利し、神の国が必ず実現します。この世的な恵みに目を留めることなく、主が私たちに用意してくださった豊かな恵みに期待しながら信仰生活を送りましょう。

【暗唱聖句】

『さて、使徒たちは集まって、「主よ、イスラエルのために国を建て直してくださるのは、この時ですか」と尋ねた。イエスは言われた。「父が御自分の権威をもってお定めになった時や時期は、あなたがたの知るところではない。』

(使徒1:6~7)

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